2018年6月14日
11日午後6時45分ごろ、慶尚北道慶州(キョンサンブクド・キョンジュ)にある月城(ウォルソン)3号機(加圧重水炉型70万キロワット級)で冷却材である重水3630キログラムが漏れ、当時作業中だった労働者29人が放射能にさらされた。原子力発電所で発生した冷却材漏出事故に対し原子力安全委員会が13日に現場調査を始めた。月城3号機では2017年10月にも原子炉と連結されたバルブの故障で重水110キログラムが漏れた事故があった。
(中央日報 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180614-00000019-cnippou-kr )
2018年6月14日
東京電力ホールディングスの小早川智明社長は14日、福島県庁で内堀雅雄知事と面会し、福島第2原発(同県楢葉町、富岡町)について「4基全て廃炉の方向で検討に入っていきたい」とはじめて明言した。内堀知事は4年前の知事選で、県内全原発の廃炉を掲げて初当選。昨年11月には、世耕弘成経済産業相と会談し、第2原発の廃炉に向け、国が東電を指導するよう要請していた。(毎日新聞夕刊)
2018年6月13日
プルトニウム削減へ新指針 製造限定し増加抑制
日本が保有するプルトニウムの削減に向け、国の原子力委員会がまとめた新たな指針案の概要が13日、判明した。日本が国内外に持つプルトニウムは約47トンに上り、核兵器6千発分に相当する。原子力委は03年策定の「わが国のプルトニウム利用の基本的な考え方」を近く改定し、削減策を盛り込む方針だ。(東京新聞、180613. 22h32)