大飯原発での福井地裁の判決が出ました。
(以下は主文です。クリックすると「判決要旨」の全文15ページを表示します。)
非常に簡単に内容をかいつまむと、被害を受けるとする原告の範囲は250キロの範囲まで認めています。釧路までは300キロですので、近くまで認めています。
次に、弁護団が最近力を入れている基準地震動について、関西電力が700ガルを超えて地震はない、と主張していたことについて、根拠のない楽観論と一蹴しています。
また、断層などについても、今までの学問がどうかは別にして、地震が発生しないとはだれも言えない、という趣旨のことが書かれています。
この判決は、福島事故以降初めての内容についての判決(本案判決)で、今までの仮処分などとは全く別で重い判決です。
泊も、この判決の後押しを受けて頑張りましょう。
泊原発の廃炉をめざす会