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2014年5月30日(金)17:30~19:15(開場17:15)
かでる2・7 かでるホール(大ホール)(札幌市中央区北2条西7丁目)
参加無料(資料代 500円)
4月初旬、福島で「原発と人権」全国集会があり、全国の原発訴訟団が集まりました。原発訴訟では、弁護団の全国組織はあるのですが、原告団の全国組織はまだありません。原発訴訟を戦っている全国の仲間と交流し、お互いに支援しあうため、原告団の全国連絡会の結成をよびかけたところ、多くの賛同を得ました。
これを受けて、5月21日に歴史的な勝訴判決が出た大飯原発訴訟の原告団や、全国組織の事務局を担ってくださることになった東海第二の訴訟団、大間原発訴訟の原告団をお招きした講演会を企画しました。
大飯からは原告団の小野寺恭子さんと中嶋多恵子さんお二人が来て、勝訴に至るまでの経過や、判決への思いを語ってくださいます。また、泊訴訟弁護団の菅澤弁護士から、この歴史的な判決の意味についての解説もあります。
4つの原発訴訟の原告団が交流する初めての会となりますので、どうぞご参加ください。
19時15分に終了後、毎週金曜日に道庁前でつづけられてきた集会にも、各地の原告団の方々と参加を予定しています。こちらにもぜひご参加ください。
終了しました。ご参加ありがとうございました。
大飯原発原告団の小野寺恭子さんと中嶋多恵子さんは、5月21日に出た歴史的な勝訴判決に至るまでの原告団の闘いや、原告になられたお気持ち、また勝訴の瞬間のできごとなど、当事者でしかわからない生々しい感動的なお話しを聞かせてくださいました。樋口裁判長の書かれた判決文は、的確に原発の問題点をついており、今後の原発訴訟すべてに大きな影響を与えると思います。その意義について、泊原発訴訟弁護団の菅澤紀生弁護士から、わかりやすい解説もなされました。写真は、講演会終了後、講演会参加者の多くがそのまま合流した道庁前での再稼働反対集会でスピーチされる小野寺さんと菅澤弁護士、それにテレビ局のインタビューに答えられている中嶋さんです。
また、講演会には、東海第二原発訴訟原告団の大石光伸さん、大間原発訴訟原告団からは中森司さんも来られ、それぞれの訴訟がかかえる問題点などをお話しいただきました。大石さんは、いま、泊原発の廃炉をめざす会も協力して進めている、原発訴訟原告団全国連絡会結成についてのお話しもされました。